HGUC マラサイ その15

前回に引き続き今回も腰アーマー裏のディテールを作り込んでいきます。


今回はフロントアーマーのディテールです。

腰アーマーの裏打ちで一般的で一番ラクなのはパテやプラ板で平坦に埋める事でしょうか。次によくあるのがプラ板をトラス部品とそれを貼り付ける部品の二層で構成したものを作る方法かな。

ワテクシはその二層は過去にやっているので、今回のワテクシのテーマとして更にその先となる多重構造を腰アーマーに埋め込むってのをやる事にしました。

まぁ構造物を埋め込むのはメタスさんの時にも似たような事をやりましたが、今回は多重構造である事を意識しながら構造物を埋め込んでいきます。


さて、マラサイさんのフロントアーマー表面には下と横にアポジモーターらしきディテールが存在しているので、それに対応したディテールを埋め込んでいきます。

以前メタスさんの時にも触れたとは思いますが、ワテクシは何かしらディテールを埋め込む時には、埋め込む場所周辺のディテールやら機能やらを踏まえて、そこから入れるべきディテールを考えるようにしています。そうすると追加するディテールに説得力が増すので、非常に気持ちがいいです。


これが機能の必然性を無視したディテールとか入れちゃうと後でモヤモヤしてしまうんですよ。

因みに他のモデラーさんがそういうディテール入れたとしてもワテクシは全くモヤモヤしません。だって自分の作品じゃないんですもの。


って事でフロントアーマーにあるアポジディテールから導き出したワテクシなりのアーマー裏ディテールはこちら。

ハイ、エバグリの素材は全部真っ白なので非常に見えにくいので形状がいまいちよく分からないかも知れませんねすみません。

アポジが存在している部分の裏側にはアポジを表しているディテールを用意しました。単なる四角い物体が張り付いているだけですが、脳内設定では燃焼機関等が1パッケージとして詰まっている感じです。

そして各アポジの部品から中央の放熱パネルに繋がっているって脳内設定です。この放熱パネル部分はスリット入りプラ板とプラ平棒で作ってあります。各部品を繋げるパイプっぽいディテールは半円プラ棒を貼り付けてあります。


ここだけで各部0.25mmと0.5mmと1.0mmの高さがあるので三層存在している事になります。


これをトラス部品と組み合わせるとこんな感じになります。

なんかそれっぺ〜感じになったんじゃぁ〜ないでしょうか。

後はいつものようにトラス部品の外周にC面を追加してあげれば結構な情報量になるかと思います。


マラサイさんのフロントアーマーは、アポジディテールがあるぶんだけ裏側のディテールを考えるのにやり易い方ですね。


問題はサイドアーマーとリアアーマーで、アーマー裏に何が詰まっているのか謎なので、何が詰まっているべきかゼロからよく考えなくちゃなりません(-_-;


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